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【お得な株主優待】カゴメ(2811)の財務分析

株主優待を目的に株を長期保有する場合、短期的な株価の動きに左右されず、長期的な視点でその企業の経営状態や財務の健全性を分析して投資を行うことが重要です。

おすすめの株主優待銘柄「カゴメ」を分析します。

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カゴメの優待内容

優待内容 自社商品(食品・ジュース等)の詰め合わせ
権利確定月 6月

カゴメの株主優待は、自社商品(食品・ジュース等)の詰め合わせです。

自社商品としてどんな商品が送られてくるかは年によって異なりますが、これまでは以下のような商品が優待品とされています。

  • 野菜生活100
  • トマトジュース
  • トマトケチャップ
  • 春のフルーツこれ一本
  • 野菜一日これ一本
  • カゴメトマト100%
  • 旨みギュッとトッピングトマト
  • 朝一番にとりたい野菜
  • 濃厚あらごしトマト

優待は100株で獲得できますが、保有する株数に応じて獲得できる優待内容が異なります。

  • 100株以上 :2,000円相当の自社商品
  • 1,000株以上:6,000円相当の自社商品

注意点としては、6ヶ月以上継続して株を保有している場合にのみ、優待をもらえる権利が発生する点です。したがって、権利獲得日前後の数日間だけ保有するような短期の株主には、優待の権利はありません。

なお、100株以上を10年以上にわたり継続保有した場合には、上記の自社商品に加え、オリジナル記念品が送られてきます(1回限り)。

これらのことから、カゴメが長期で株を保有してくれる株主を手厚く優遇していることが分かります。

また、少し変わった点として、カゴメは12月末日が決算日の会社であるにもかかわらず株主優待の権利確定月が6月である点です。多くの会社は決算日と権利確定月が同一です。

優待は最低取引単位である1単位(100株)で獲得できます。2018年6月の株価は約3,800円であり、優待を獲得するためには最低約38万円が必要です。

優待品は、10月頃に送られてきます。

カゴメの財務分析

カゴメはトマト加工品の国内最大手企業です。本社は名古屋にあります。

トマトケチャップやトマトジュース、野菜生活100シリーズなど、圧倒的な知名度を誇る商品を展開しています。最近では野菜生活シリーズのスムージーも人気が高まっています。

売上高

カゴメ売上高

  • 第71期(平成26年12月期)に決算日を3月末日から12月末日に変更しているため、この期の売上は9ヶ月分しかなく、実質的には減収ではない
  • 主力は飲料事業で、特にトマト加工品のトップ企業としてのブランドを確立しており、健康志向の高まりとともに収益が安定している
  • ただし、競争が激しく顧客の好みが変わりやすい商品群を展開していることがリスクとなりうる
  • 売上の約8割が国内での売上のため、日本国内での消費動向・景気・需要に大きく左右される構造にある
  • 平成26年3月期は製品価格の改定を行った影響で減収となっていたが、その後は回復し増収傾向にある

利益

カゴメ利益

  • 飲料や食品、ギフト、通販事業のほか海外での業務用食品販売など多くの事業を展開しているが、極端に不振の事業がなく、特にここ数年は増益を続けており好調
  • 主力製品であるトマトの市況が悪化すると業績を圧迫するリスクとなる
  • 平成26年3月期の減益の要因はこのトマト市況の悪化が影響
  • 今後は物流コストや広告宣伝費の増加を抑制して収益力を高められるかもポイントとなりうる

資産

カゴメ資産

  • 国内各地に工場を有しているほか、海外(ポルトガル、アメリカなど)にも工場を有している
  • 自己資本比率はおおむね50%を超えており、財務健全性はある程度高い
  • なお、平成28年12月期には多額の自己株式の公開買付を行った影響で一時的に自己資本比率が悪化している

キャッシュ・フロー

カゴメCF

  • 本業からの現金の獲得を示す営業活動によるキャッシュ・フローは、平成26年3月期に在庫の増加等に伴い一時的にマイナスとなったが、それ以外の年度はプラスで推移
  • 平成29年12月期は借入金の返済が多額に上り、財務活動によるキャッシュ・フローが大幅なマイナス
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